• 不妊の原因
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2015.12.24

妊娠しやすいカラダづくりその③ 「ストレスコントロール」


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強いストレスを受けると排卵を促すホルモンの分泌指令がうまくいかず、排卵が起こらなくなることがあります。この無排卵症は一時的なもので、ストレスがなくなってホルモン分泌が正常なれば、排卵は起こるようになります。しかし、強いストレスに常時さらされていると、ほかの臓器からSOSサインが出ることになりかねません。ここでは、不妊に関するストレスを一緒に考えていきましょう。

1     パートナーへのストレス

不妊治療をするにあたって、一番の協力者であり理解者であってほしいパートナーに不満があるとしたら・・・・。「治療で大変なのは私ばかり」「私と同じくらい真剣に考えているの?」など、自分だけがつらい思いをし、一人で戦っているような気分に陥っている人がたくさんいます。これは、女性は出産のタイムリミットを本能的に感じ、一回の月経周期をとても大事に思うのに対して、男性は「いつかできるだろう」と制限を感じずに構えていられるものです。また、女性が不妊治療を受ける、どこかに屈辱的な気分や劣等感などは男性には理解しずらいものでしょう。ですから、「全部わかってもらいたい!」と考えないほうがいいのかもしれません。もちろん、そばに寄り添い、女性の気持ちに同調してくれる男性もいるでしょうか、実はほとんどの男性が何気ない態度でこの不妊治療を乗り越えていこう、と考えているのです。

 

2     ふたりの気持ちを伝えあおう

パートナーの彼は、生理がきて奈落の底にいるあなたにプレッシャーを与えないよう、話題にしないようにしているのかもしれませんし、一緒になって一喜一憂してはいけない、と考えているのかもしれません。あまりに孤独感があるのならば、つらい気持ちを話し、ストレスを共有してもらいたい旨を正直に伝えてみましょう。温かい言葉をひとつかけてもらうだけで、心のよりどころができ、また頑張ってみよう、という気持ちになれるものです。男性の無関心を装うのではなく、パートナーの心のケアをしっかりし、思いやりの言葉を持つことが、不妊治療を乗り越えるカギとなります。

 

3     ストレス解消法

長い間不妊治療をしていると、さまざまなストレスにぶつかります。そんなときは、自分なりのストレス解消法を作ってみましょう。通院の日はご褒美のケーキを買うとか、焦りや不安や嫉妬などマイナスな感情に陥ったら、明るい色の洋服を買ってみるなど、ストレスを感じても長く自分の中にため込まないことが大切です。妊婦さんに対して複雑な気持ちになることもあるでしょう。その気持ちを積み重ねて「見たくない」とネガティブな感情に発展させるのではなく、「私の一年後の姿だわ」と前向