• 夫婦の問題
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2015.12.15

セックスを見直してみましょう!!


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1     セックスは夫婦の大切なコミュニケーション

妊娠するためには、適切なタイミングでセックスをすることは必須ですが、そのタイミングに重要視するあまり、排卵日付近以外にセックスをしなくなる夫婦が増えています。

なぜセックスをしなくなってしまったのか、という問題は一概に答えられません、情報の氾濫、環境ホルモン、疲労、ストレスなどいろいろな因子はあるでしょう。けれども、「夫婦にとってセックスはとても大事なのだ」という意識が欠落していることが大きいように思えます。

セックス=妊娠するための手段という考えは捨て、まずはふたりの関係を密接に、より良好にするために、セックスは重要なコミュニケーションツールである、という意識を改めて持つようにしてみましょう。そうでないと、子どもができたあとにセックスレスに陥り、夫婦の関係自体が冷えてしまうことにもなりかねません。

そうした心構えを持ったうえで、セックスコントロールをすることが妊娠への近道となります。排卵の5日前あたりから排卵日くらいまで、1日おきの頻度でセックスを行うようにしておけば、子宮内には常に精子がいることになり、排卵のチャンスを逃すことは少なくなります。基礎体温表に惑わせれることなく、セックスの回数をより多く持つようにしましょう。

2     妊娠しやすいセックスのタイミングはいつ?

1か月のうち、妊娠できる日は6日間もあります。射精された精子は女性の体内では長くて5日、平均すると3日ぐらいは生きています。ただし、射精された精子全部というわけではなく、99%は膣内で死んでしまいます。

精子が長く生きられるのは子宮頸管の中。排卵前に大量に分泌される頸管粘液の中は、精子にとってとても良い環境です、射精された精子は一度この頸管粘液の中に蓄えられ、そこから持続的に卵管に向かって送り出されるといわれています。

このため、セックスのタイミングは排卵日ちょうどである必要はなく、排卵の4、5日前から有効と言えます。排卵の3日間からは、毎日セックスしたほうが妊娠の可能性は高くなります。

 

3     妊娠しやすい日の割り出し方

月経周期は人によって様々ですが、排卵してから次の月経が始まるまでは、ほぼ14日と決まっています。そこで、あなたの2、3か月の月経周期を調べてみましょう。

たとえば、28日、30日、32日周期があったとします。その中で一番短い周期と長い周期をピックアップします。一番短い28日周期の場合、マイナス14日をすることで排卵日は14日目であったことがわかります。一番長い32日周期の場合は、マイナス14日で排卵日は18日目という目安が立ちます。

排卵の3日前から妊娠の確率が高まりますので、次回の月経周期では11日~18日の間に1日おきにセックスをしてみましょう。そうすれば、その間にいつ排卵が起こったとしても、精子が卵子を待っているという状況をつくれるわけです。ただし、この理論はすべての機能が正常に働いた場合に有効です。いい卵子が排卵されなかった、精子に元気がなく受精しなかった、受精はした子宮内膜の状態が悪く着床できなかった、などの様々なハードルが横たわっているからです。ひとつの卵子とひとつの精子が出会い、妊娠に至るのは何億分の1の確率の奇跡なのです。