• 不妊の原因
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2015.11.27

仕事?結婚?妊娠?働きウーマンのための教え


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1     仕事、結婚、妊娠、どれから?

一生懸命勉強して、就職して、仕事にもとことん打ち込む。今の女性はとても頑張っていると思います。「一人前になるまでは」と結婚が先延ばしになった結果、平均初婚年齢は上がり続け、それについて妊娠・出産の年齢も上がっていきます。現在では、実に約5人に1人が35歳以上で妊娠・出産。まずは自分の仕事を安定させ、収入を安定させてからでないと結婚できないということでしょうか。確かに、男性の給料も思うように上がらない昨今、女性も働き続けなくてはならない必要もあるでしょう。ただしこの流れでは、妊娠が手遅れになるケースも往々にしてあるのです。女性の体を一番に考えたならば、妊娠適齢期である20代に出産することが最も理にかなっています。

何度も言いますが、卵子は年齢を重ねると共に卵子は減り続け老化します。年齢上昇とともに排卵しづらくなり、妊娠しづらくなります。これは事実です。

「そんなこといまさら言われても・・・・」と思う方もたくさんいるでしょう。そうかもしれません・・・・だからこそ、今からでもできることをしっかり考えてください。今からできること、それは「集中して治療する」「時間を有効に使う」。これに限ると思います。

2     「仕事第一」の考え、いったんストップ!

不妊治療は、女性の体の状態によって受診日が決まります。はじめは、月経が始まって3日目ごろにホルモンの検査(血液検査)をします。本格的に治療が始まると、例えば卵子が育っているかどうかの確認のため数日ごとに受診が必要です。どちらも「○月○日」と最初から決まっているわけではありません。月経が遅れることもありますし、卵子がなかなか育たないこともあります。ヒトの体は機械ではありませんので、受診日がいつになるかは、ドクターにもわからないのです。ですから、「明後日きてください」「○日後に来てください」ということは往々にしてあります。

仕事がある人にしてみれば唐突だと感じるでしょう。患者さんの中には、「その日は仕事があるので行けません」と平然と言う人がいます。でもそれでは治療が進みません。そうしてる間にも卵子は日々なくなっていきます。体は待ってはくれません。正直言って、そういう人(仕事優先の人)は不妊治療ができません。あなたの体は、仕事のスケジュール通りには動いてはくれないのです。

妊娠には適齢期があります。その時期を過ぎてしまえば、もう妊娠するはできません。長い人生においてわずかな数年間、「赤ちゃんを授かる」ということを第一目標にしませんか?赤ちゃんを授かることを、最優先にできるかどうか。そして妊娠のリミットは着々と近づいてきている。「それでもほしい」と決断したなら、いち早く信頼できるドクターのもとで治療を始めてほしいと思います。