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2016.06.15

排卵障害の原因と解決方法は?妊娠力をアップしよう!


女性不妊の原因のおよそ3割をしめるといわれている「排卵障害」。生理周期が安定せず、基礎体温の周期もバラバラ…そんな時に病院で検査を受けて「排卵障害」と診断された方も少なくないのではないでしょうか。

排卵障害とは?

排卵障害とはどんな状態なのか、おさらいしましょう。

排卵障害

排卵障害は、誰にでも起こること

なかなか妊娠しないなら、排卵障害の可能性を考えてみても良いかもしれません。なぜなら、女性不妊のおよそ3割は排卵障害が原因なんです。

排卵障害はその全てが深刻なものではなく、生活習慣や気分など、身近で改善できることが原因のことも多いのです。

何らかの原因で排卵がうまく起こらない

排卵とは、一個の卵胞がホルモンにより成熟し、卵膜を破って卵子が卵巣の外に飛び出すことを指します。排卵がうまくいかないことを排卵障害と呼び、その原因は1つではありません。

病院の検査で分かる

①基礎体温の周期や、②血液のホルモン検査、③経膣エコーによる卵巣・卵胞の検査などで複合的に判断します。

1つの検査だけではなかなかわからないのは、排卵障害の原因が1つではないからです。

排卵障害のタイプ

排卵障害のタイプはいくつかあり、その種類によって対処法も変わってきます。

排卵障害

 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

”たのうほうせい らんそうしょうこうぐん”と読みます。卵巣の中に卵胞はたくさんできますが、その成長が遅く、排卵に至らない状態です。

男性ホルモンの濃度が高いことが原因であり、解決するには排卵誘発剤を処方してもらうことが有効です。排卵誘発剤にも種類があり、治療をはじめた時期や身体にあわせて、漢方薬や内服薬、注射などから選択します。

 高プロラクチン血症

プロラクチンというホルモンは、乳腺を刺激してお乳をだす作用があります。このホルモンの分泌が多くなりすぎてしまったのが高プロラクチン血症です。

流産後や脳下垂体に腫瘍がある場合、胃潰瘍や精神科の薬を服用している場合によくあるケースですが、原因不明の事例も多いのが現状です。パーロデル、パロラクチン、テルロンなどの飲み薬を処方してもらうことで改善が見込めます。

 黄体化非破裂卵胞症候群(LUFS)

通常の排卵と同じような状態が観測されるのに、超音波検査で排卵がおくていないことが分かるケースがあります。

腹腔内炎症で卵巣が癒着している可能性や、子宮内膜症が原因となっていることなど、いくつかの原因が考えられます。LUFSと診断されたからといって、毎回必ず発症するわけではありません。発症せずに排卵ができれば、自然妊娠ももちろん可能です。

早期卵巣不全

40歳未満で卵胞が枯渇または減少し、生理がなくなった状態を指します。40歳未満の女性の1%が早期卵巣不全であると報告されています。

早期卵巣不全の疑いがあっても、諦めるのはまだ早いです。43歳未満で卵胞が枯渇し閉経する「早発閉経」とは異なり、治療によって排卵・妊娠することができるからです。ホルモン療法と排卵誘発剤による治療で、妊娠できた例も多くあります。

太りすぎ・痩せすぎ

どちらもホルモンバランスが崩れることで、排卵がおきないことがあります。生活習慣の見直しや、ストレスをなくすことを心がけることで、解決する可能性があります。しかし、”太り過ぎ・痩せすぎ”が原因の排卵障害、と決めつけるのはよくありません。上に挙げた通り排卵障害の原因はたくさんあるので、一度検査を受けてみることは大切です。

自分のタイプを知ることから始めよう

排卵障害

 

自然妊娠を待っていても、なかなか授からないと悩むカップルはたくさんいます。検査や不妊治療は、早く始めるほど効果がでやすいものですので、まずは自分のカラダを知ることからはじめてみましょう。