• 女性の検査
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2016.02.09

妊活夫婦向け”超音波検査”


㊳

1     超音波検査とは?

超音波検査とは、子宮や卵巣の状態を超音波で観察する検査で、エコー検査ともいいます。超音波とは、人には聞こえない高い振動数をもつ音波のこと。うまく使うと高解像度の画像診断ができ、非常に安全でこれといった副作用もないので、医療現場では検査によく用いられています。検査に際には、超音波を発生させるプローブと呼ばれるものを体にあて、反響してくる信号を画像にしてモニターに映し出し、体内部の断面画像をリアルタイムに観察します。この検査では、子宮の形が正常かどうかみたり、子宮筋腫や卵巣嚢腫の有無、子宮内膜の厚さ、卵胞の発育状態などを確認することができるのです。なお、超音波検査には、おなかの上から調べる経腹超音波検査と、膣の中から調べる経膣超音波検査がありますが、不妊検査では主に経膣超音波検査が使われます。検査の痛みはありません。

 

2     超音波検査で排卵日の予測も可能に

卵子は液で満たされた卵胞という袋に入っています。この卵胞の直径は月経が終わった頃から毎日1.5ミリずつ大きくなり、直径20ミリ前後で卵胞が破れて、中から卵胞後と共に卵子が飛び出ます。これが排卵です。超音波検査で卵胞を観察すると、排卵に近づくにつれて卵胞がだんだん大きくなり、排卵と共に卵胞が消えてしまうのがわかります。つまり、排卵前後に何回か超音波検査をすることにより、排卵しているかどうかがわかるのです。ちなみに、卵子は直径が0.1ミリ程度なので、超音波で直接確認することはできません。また、超音波で卵胞径(卵胞の大きさ)を測ることによって、排卵がいつになるか、おおよその予測ができます。この検査と尿中LH検査を組み合わせることで、排卵日をほぼ正確に予測することができます。

 

3     きちんと排卵しているかもわかる

なかには、卵胞が成熟しても卵子が飛び出さないものもあります。これを、未破裂黄体化卵胞といいます。しかも、基礎体温を測っただけでは、本当に排卵したかどうかはわかりません。そこで、超音波検査で卵胞の様子をみて、卵胞が破裂しているかどうかを確認します。もし破裂していれば、排卵したと判断します。